ジャトロファとは?
スペルを「Jatropha」と書いてヤトロファまたはジャトロファと呼ばれています。和名をナンヨウアブラギリといい、トウダイグサ科のタイワンアブラギリ属に属する落葉低樹です。
種を植えてから1年半~2年ほどで高さが2~5mの成木になります。また、毎年5~10月頃に白いかわいい花をつけ、その後梅ほどの実がなり、中の黒い種を採取します。この種を搾油し、得られた油脂を加工してバイオ燃料として利用します。
原産地は南アメリカとされていますが、現在では広く南アメリカ・東南アジア・中央アジア・アフリカに自生分布しています。
特徴としては、成長が早く、苗木から結実が早いことです(6ヶ月~1年)。また、好適温度は平均20℃です。実には毒性があるため非食用となっていますが、種子はバイオ燃料の他、石鹸や潤滑油、農薬、下剤、肥料等の多用な製品の原料にも用いられます。
そして、この「非食用」ということが重要な特徴となっており、食用として用途のあるパームヤシ等と異なり燃料用の植物油としての利用価値が近年注目を集めています。乾燥した土地や火山灰に汚染された土地等、通常では農業に使用するのが難しい土地を用いた栽培が可能であるため、栽培する土地に関して食物と競合しないということからも、その有用性に注目が集まっています。
ジャトロファを植えたらどうなるの???
ジャトロファは種を植えて約6ヶ月後から、実を収穫することができます。収穫した実の種子を取り出し、圧搾し油を搾り取ります。ここで得られた油を原料としてバイオディーゼルを作ります。
また、ジャトロファは大気中の二酸化炭素を吸収し、成長・結実するため、バイオディーゼルのできるまでにおいて、二酸化炭素が吸収されることになります。このことにより、ジャトロファを一本植樹することで、大気中の二酸化炭素が年間約8kg削減されることになります。
また、ジャトロファから作られたバイオディーゼルを燃やしたとしても、その時に放出される二酸化炭素は大気由来ですので、大気中の二酸化炭素量は増えません。そのため、バイオディーゼルを用いなかった場合に燃やしたであろうディーゼルから放出される二酸化炭素分が削減されたことになります。
【二酸化炭素8kgの目安】
一台の車が約40km走った際に排出される二酸化炭素量:約8kg
4人家族の一日に放出する二酸化炭素量:約14kg
石油・石炭を1kg燃やすことで放出される二酸化炭素量:約2.05kg
ジャトロファ植林事業のお話
私たちMIRAINO JATROPHA PLANTATION CORP.では、フィリピンのヌエバ・エシハ州Talgujugにてジャトロファのプランテーション事業を実施しております。
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ジャトロファは1haあたり2500本を目安に植林します。植林されたジャトロファからは、1haあたり年間10~12.5tの種が収穫され、そこから2~4tの油が搾油されます(1本あたり約4~5kgの種がとられそこから約1.2~1.5kgの油が搾油されます)。
搾油した油は、現地のバイオディーゼル製造業者へと提供し、油体積の約90%のBDFとなります。製造されたBDFは現地のガソリンスタンドへと供給され、主に現地のジープニーと呼ばれる乗り合いバスへと供給されます。また、この事業によって削減された二酸化炭素は「二酸化炭素排出権」として世界各国の排出権を必要としている国々及び企業様へと提供されていきます。
そして、この事業のもう一つの特徴は単純に「地球に優しいだけではない」ということです。植林事業の実施に伴い、植林の実施地であるフィリピンにて「雇用」を創出する役目も果たしております。また、バイオディーゼルを軽油の市場価格よりも安価で提供することが可能なため、地域経済活性化への貢献にもつながっていきます。
地球-地域経済-そして株主様のそれぞれに利益をもたらすことのできる事業、それがジャトロファ事業です。










